元祖スーパーフード!ボーンブロスって?

ボーンブロスとは?

ボーンブロスとは、 牛、豚、鶏などの骨付き肉をじっくり煮込んでとった出汁スープのこと。

欧米でブームに火がついて日本にも広まりましたが、アミノ酸やミネラルがスープに溶け出てくるため、消化酵素の少ない日本人でも無理なく栄養を吸収できるとされています。

しかし、実はボーンブロスは新しいものでもなんでもありません。原始時代から世界中のどの食文化でも、伝統的に動物の骨付きの肉を煮込み、栄養素を余すことなくいただいてきたのです。

ボーンブロスのすごい効果!

1.腸壁のバリア機能アップと炎症の軽減

腸のバリア機能低下によって様々な不調が表れ、慢性的な炎症を引き起こすリーキーガット症候群などの症状に対し、ボーンブロスに含まれるゼラチンやコラーゲンは腸内壁を修復し、腸関連の病気や食品過敏で起こる炎症を抑えてくれます。

慢性炎症は、関節炎、クローン病、潰瘍性大腸炎など、多くの疾患に関連しており、ボーンブロスに含まれるアミノ酸は、体内の炎症を引き起こす化合物に対抗する働きがあると考えられます。

2.睡眠の改善

就寝前にボーンブロスに含まれるアミノ酸の一種であるグリシン摂取することでリラックス効果をもたらし、寝つきがよくなり、より深く回復力のある睡眠を促進すると考えられています。

また、グリシンは日中の眠気を減少させ、認知機能を向上させてくれる機能もあります。

3.関節の健康をサポート

鎖状に編み込まれたコラーゲンは、皮膚、骨、筋肉、腱など、様々な組織の強化に役立っています。

関節にくっついている軟骨は、関節をしっかりと守っているものですが、それも歳を取るにつれて摩耗し痛みを引き起こしますが、ボーンブロスに含まれるコラーゲンやコンドロイチンが、関節を修復したり維持する軟骨成分の原材料になってくれます。

4.解毒効果で細胞組織の再生を促進

食品添加物や野菜・果物の農薬、家庭で使われる化学洗剤やパーソナルケア商品、水道水に含まれる塩素、土壌に含まれる鉛・カドミウム、海の水銀など・・

ボーンブロスに含まれるグルタチオンやその原材料のグリシンが、消化器系が老廃物をより効率的に排出するのを助けたり、肝臓が血液から毒素をフィルターする能力を上げてくれます。

グルタチオンとは、グルタミン酸・システイン・グリシンの三つのアミノ酸からなるペプチドで、ストレスや過度な運動、飲酒、喫煙、紫外線によって発生する活性酸素によるダメージから細胞を守る働きをするため、「抗酸化の達人」とも呼ばれています。

5.お肌の健康、美肌効果

コラーゲンは、言わずと知れた肌を健康に保つためのたんぱく質。

若いころは、体は肌を艶やかで張りのある状態に保つのに十分なコラーゲンを生成しますが、二十歳のピークを過ぎると、悲しいことに毎年1%ずつ、その能力は落ちていきます。その結果、肌は徐々に張りと輝きを失い、それがたるみや皺となっていきます。

ここでもボーンブロスはコラーゲンをたっぷり含む食品として、気になるお肌への「食べる美容液」となってくれます。

 

ブロスとストックの違いは?

一般的に、ブロスとストックの違いは、主原料の違いです。動物由来のストックは骨から作られ、ブロスは肉や皮から作られます。

ボーンブロスは、骨、肉、そして時には皮やその他の組織など、両方の良いところを組み合わせたスープです。これらの基本材料に加えて、ストックやブロスには香味野菜が加えられることもあり、通常は塩(場合によってはコショウ)で味付けされます。

 

ボーンブロス、自分で作れる?安全性は?

答えはイエス。必要なのは、動物の骨、お酢、水、煮込む鍋のみ。

しかし、原料である食材やその取扱い、衛生的な調理方法などには大いに気をつけなければなりません。また、骨に含まれる重金属やその他の有害物質がスープに溶け出すことがありますので、安全性の高い牧草牛やフリーレンジの鶏、天然魚など、信頼できる供給元から入手する必要があります。

過剰摂取による栄養素の不均衡、高ナトリウムによる健康リスク、さらに骨から溶け出す可能性のある重金属の影響などを考慮した上で、適度に摂取することをお勧めします。

 

安全、安心、手軽なボーンブロスパウダーも選択肢に

オーストラリア産のボーンブロスパウダーは、肉のローストボーンをろ過した水とリンゴ酢に加え、48時間ゆっくり調理。その後、スープの不純物をこし、脂肪の上澄みをすくい取ります。そして、栄養分を維持するよう細心の注意を払いながら、穏やかに粉末状に乾燥して作られています。

骨から作ったブロスと同じくらい美味しくて栄養価が高く、そして持ち運びが簡単なのが嬉しいところ!

使っている骨も、グラスフェッドビーフ、フリーレンジチキンなどで、その他の材料もオーガニック認証を受けたものを多数使っています。

NUTRA ORGANICS ビーフボーンブロス

NUTRA ORGANICS チキンボーンブロス

だしパウダーとして、スープ、チャーハン、カレーやシチューなどに使っていただけるのはもちろん、お湯に溶かしてそのまま飲んでもほんのり塩味で美味しいですよ♪

 

最近疲れやすい、なぜかだるい、お肌の調子もイマイチ、胃腸の調子が悪い、と感じたら一度ボーンブロスを試してみてはいかがでしょうか?

自然の、命の恵みを存分にいただいて、日々の生活が豊かにする選択肢として選んでみてもいいかもしれません。

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