シングルオリジンハニーの魅力
その抗菌作用や、免疫力アップ作用ですっかり有名になったマヌカハニーですが、様々なメーカーやブランドがあり、それぞれ、どのような特徴があるハニーなのか?マヌカであれば、全部似たような味なのか、、、、などなど、わからないことが多くありませんか?
ニュージーランドには、いわゆる大手のハニー会社が3社あります。世界中にマヌカハニーを輸出していますので、どれも、日本でも有名な会社です。これらの大手会社は、自社の養蜂場もありますが、扱う蜂蜜の殆どは、個人や中小規模の養蜂家と契約し、彼らの採取するマヌカハニーを買い取る仕組みをとっています。
ニュージーランド各地から集められたハニーはサンプルがラボに送られ、UMF度別に分類されます。その後、遠心分離機 → 濾過の過程を経て、最終ボトリングと呼ばれる容器詰めの工程へと進んでいきます。
以前、これらの大手ハニー会社の工場を訪れたことがあるのですが、非常に驚いたのは、その全国から集められるマヌカハニーが、色も透明度も味も全く別物と言ってよいほど違うこと。濃いアンバーカラーもあれば、白っぽいものもあり。透明度の高いものもあれば、クラウディーにみえるものもあり・・・・ほんとうにこれが、同じマヌカか?、、、と思うほどに違いが有ることに、びっくりしました。味の違いは言わずもがな・・・
どうしてこのような違いがでるのでしょうか?
マヌカハニーは、その養蜂地の標高、湿度、降水量、土の状態・・・・などによって大きな違いがでます。またその時は、まだ知らなかったのですが、実はマヌカの木自体も7種類ほどあるようで、そのバラエティーによっても、採れるハニーには特徴があり、同じマヌカハニーと言っても、その味、風味は、大きな違いが出るのです。
マヌカハニーの味は、かなり癖があり、ピリリとしたハーブっぽい味が苦手・・・という方もいらっしゃいますが、同じマヌカハニーで、UMF度の高いものでも、もっとマイルドで、食べやすいといったものもあります。
大手会社の蜂蜜は、上記で述べた理由で、産地を選べません。
そこでオススメなのが、養蜂地の個性や特徴が最大限に引き出されているシングルオリジンのマヌカハニーです。シングルオリジンの蜂蜜は、女王蜂の選定からボトリングされるまで、生産者によって品質が丁寧にしっかりと管理されています。ブランドにより特徴も異なりますので、自分の体にあったお気に入りのシングルオリジンを探してみてはいかがでしょうか?
マヌカハニーは、ご家族全員の健康維持のためのお守りとして、1本は常備しておきましょう。UMF度の高いものは、食するだけでなく切り傷や外傷・口内炎などにも効きます。