ホメオパシー療法で、自己治癒力を高めよう

ホメオパシーとは?

ホメオパシーとは、自己治癒力を使う「同種療法」または「同毒療法」のことで、「症状を引き起こすものは、その症状を癒すものになる」という根本原則をもとにしています。

たとえば、風邪を引くと体が発熱します。ホメオパシーでは、この熱に対し、熱を出す作用のあるものの情報パターンを体内に入れて、あたかも熱が上がっているようにさせることで、身体はこんなに熱が出ては大変だと気づき、何とか治そうとして自己治癒力が触発され、自らの力で治って行きます。

もっと具体的な例を挙げると、風邪をひいたとき、長ネギを首に巻く民間療法がありますね。ネギは涙や鼻水を出させる作用があります。鼻水やくしゃみをした際にネギを首に巻くと治ることや、健康時に生姜湯を飲むとノドがいがいがして痛くなりますが、 痛い時に飲むとノドの痛みがよくなることなどがあります。

症状を抑え込むのではなく、「症状を出し切る」ことを後押しし、出し切って初めて心身ともに健康になると考えるのがホメオパシーなんです。

ホメオパシーを実践するには?

ホメオパシーでは、ある作用を持つ植物・鉱物・昆虫などを徹底的に薄めた「レメディー」を使用します。 レメディーには、ショ糖玉、液体、軟膏などがありますが、元の物質がなくなるまで薄める「希釈・振盪(しんとう)」という特別な方法によって作られます。

分子レベルでも検出できなくなるほどに原液の物質を希釈するので、物質作用的な力はなく、ただ症状を起こすパターンの情報だけが残っているため、体内の症状に共鳴し、自己治癒力の活動を発動させるきっかけを与えることができるのです。

ヴェレダでは、私たちの体が自然な治癒力と本来持っている回復力を促進するための、さまざまな症状に対処するレメディーを取り扱っています。ご自身の症状に合うレメディーを探すこと自体を楽しんでみて下さい。成分には聞きなれない、そんなものを使っているのか?と思うようなものが使用されています。もちろん原形をとどめることなく非常に希釈されているので、その物質が何かを引き起こすことはありませんが、成分を眺めるだけでもとても興味深いものです。

従来の医学でよくあるように、単に症状を抑圧したり隠すのではなく、症状を体内の不均衡の兆候とみなすことで、私たちの体が自然に回復するためにどのように働いているかを理解することができるホメオパシー。体の不調を取り除くためのひとつの選択肢として、あなたの生活に取り入れてみませんか?

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