ホメオパシーレメディーの「ポテンシー」とは?

まずは基本の「き」ホメオパシーとは?

ホメオパシーとは、自己治癒力を使う「同種療法」または「同毒療法」のことで、「症状を引き起こすものは、その症状を癒すものになる」という根本原則をもとにしています。

たとえば、風邪を引くと体が発熱します。ホメオパシーでは、この熱に対し、熱を出す作用のあるものの情報パターンを体内に入れて、あたかも熱が上がっているようにさせることで、身体はこんなに熱が出ては大変だと気づき、何とか治そうとして自己治癒力が触発され、自らの力で治って行きます。

症状を抑え込むのではなく、「症状を出し切る」ことを後押しし、出し切って初めて心身ともに健康になると考えるのがホメオパシーなのです。

ホメオパシーで使われるレメディー

ホメオパシーでは、ある作用を持つ植物・鉱物・昆虫などを徹底的に薄めた「レメディー」を使用します。 レメディーには、ショ糖玉、液体、軟膏などがありますが、元の物質がなくなるまで薄める「希釈・振盪(しんとう)」という特別な方法によって作られます。

分子レベルでも検出できなくなるほどに原液の物質を希釈し、振盪することによって、物質に眠っている潜在的な力を活性化させます。「希釈・振盪」をどれくらい行ったかで、そのレメディーの効力の単位である「ポテンシー」が決まります。

レメディーのポテンシーとは?

レメディーを製造するには、まず原料の効能を凝縮した「マザーチンキ」と呼ばれる凝縮したエキスを作ります。このマザーチンキにエタノールと蒸留水を加え、10倍、もしくは100倍に希釈し、振動を与えます。ポテンシーとはその「薄め度合い=希釈度」のこと。

例えば、
「X(エックス)」ポテンシー:10倍単位で希釈。6xは、10倍希釈を6回。
「C(シー)」ポテンシー:100倍単位で希釈。6cは、100倍希釈を6回。
セルフケアで使用されるポテンシーは、6xや6c、30c、高いもので200c程度がほとんどです。他には、100倍希釈を1,000回繰り返した「1Ⅿ」や10,000回繰り返した「1CM」などもありますが、これらは専門家であるホメオパスが使用する非常にポテンシーの高いレメディーとなっています。

おおまかに言えば、ポテンシーが上がるにつれて、レメディーは、
より身体的な影響(〜30C)
より感情的な影響(200C)
より精神的な影響(1M〜)
へと、作用する場を深めていくことが知られています。そのため、どの領域において最も不調を感じるかによって、ポテンシーを使い分けるのです。たとえば、より身体的なところだと30C、より感情的なところだと200C、といった具合です。

ユニーク製法!ヴェレダ ニュージーランドのホメオパシーレメディー

ポノ・カイ ニュージーランドで取り扱っているレメディーは、主にWeleda New Zealandのものです。1955年設立後、エシカルに栽培をするオーガニックパートナーと、ホークスベイのバイオダイナミックの農場の自社で栽培された原材料のみを使い、主にナチュラルレメディーを生産しています。

レメディーの根幹であるマザーチンキは非常に繊細なプロセスを経て作られます。「Potentizer (ポテンタイザー)」と呼ばれる専門のスタッフが原料の抽出物をエタノールと蒸留水の混合物で希釈し、手でリズミカルに動かします。増強プロセスの最中は、入り口のドアは閉じたまま、そして誰も一言も言葉を発することもなく、部屋は完全な静寂な状態を保ちます。

そして、静寂とともに重要となってくるのが自然な照明です。窓にはプライバシーを守りながら自然光を取り入れる特殊なスクリーンが取り付けられ、ポテンタイザーの気を散らす可能性のあるものはすべてシャットダウンするのです。もちろん、携帯電話やコンピュータもありません。

ヴェレダでは、効力のあるチンキを調合する上で「triad (トライアド)」と呼ばれる3つのフェーズを非常に重要視しています。それは「希釈」「リズム化」「休息」。ポテンタイジング ボトルでは、まず一定量のマザーチンキがエタノールと水の混合物であらかじめ定義された比率で希釈されます。

次に、リズミカルな振動を加えることで、ボトル内で調和の取れた液体になります。「リズム化」の時間は、マザーチンキの種類や起源、それが植物か鉱物かによって異なります。

「トライアド」の最終段階である「休息」フェーズ。力強くリズミカルに振動を与えたボトルをそっと置く。マザーチンキの効力が生まれる瞬間です。

こうして、ヴェレダこだわりの製造方法で生み出されたマザーチンキは、対応する症状のレメディーに仕上げるため、「リズム化」と「休息」フェーズを何回か繰り返すことになります。

このように、ヴェレダでは、完璧な環境の中で、個々の製品の目的に合わせたポテンシーをもつ、エネルギーの高いマザーチンキを製造しています。

ホメオパシー・レメディーの商品一覧

従来の医学でよくあるように、単に症状を抑圧したり隠すのではなく、症状を体内の不均衡の兆候とみなすことで、私たちの体が自然に回復するためにどのように働いているかを理解することができるホメオパシー。

まずは低ポテンシーから。そしてご自身の身体、感情、精神をよく見つめ観察し、深く理解することで、どの部分の不調を取り除いたらいいのか見えてくるでしょう。その時々の自分に合わせたポテンシーを持ったレメディー探し、ぜひ楽しんでみて下さい。

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