マンガワイヘッド クリフウォーク
今日はオークランドから車で1時間半ほど、車で北にドライブしたところにある、海辺の小さな町マンガワイと、そこにあるお気に入りのクリフウォーキングトラックをご紹介します。一緒に歩きましょう!!
オークランドも海がとってもきれいな町ですが、少し郊外まで足を伸ばせば、更に人も少なく手つかずの大自然が広がります。
この海辺の町マンガワイは、オークランドからほど近く、ビーチは良い波があるため、サーファーにも人気のスポットです。町の中心部に小さなスーパーマーケットとパブ、魚具屋さん、レストランがポッツポツとだけある小さな町。ビーチからそのままバスタオルだけ巻いて、パブに入るおじさんなんかも発見してしまう・・・そんなゆるーーーい雰囲気の海辺の町。
メインのビーチはマンガワイビーチ。ここが、素晴らしい景色を楽しめる3時間のクリフウォーキングトラックの出発点になります。
このトラックは、干潮時は、ビーチ沿いを歩くことができるので、行きはビーチウォーク、急な階段を登って、帰りはクリフ沿いの上の道を歩いて戻ってくることができるループトラックです。でも潮が満ちている時は、海沿いは歩けないので、クリフの道を往復することになります。
下のビーチは、湾をいくつも通り、境目ごとに、ゴツゴツした岩の上を歩くので、足場をどこに着地させようか・・・岩を見定めながら、滑らないように緊張しながら歩きますが、それもスリル。こんなことをしているうちに満潮になってしまったらどうするんだろう?と考えずにはいられません。ちょっとドキドキの下道を波の音をずーっと聞きながら進みます。
下道の最後に、波で侵食されたコーブ(トンネル状の岩)があり、そこが、クリフへの上り階段がある目印。
階段は急ですが、登ってしまえばあとはアップダウンはなく、今歩いてきたビーチをはるか下に見ながら、絶景が広がるよく整備された道を戻ります。
右に牧草地、左は真っ青な息を呑むような海の青、白砂の海岸や岬の絶景、トラック沿いは、ニュージーランド固有種のマヌカなどの植物がいっぱいで、鳥や蜜蜂たちを観察しながら、マンガワイビーチまで戻ります。
私達は、ビーチ沿いに潮が満ちてしまうのが怖くて、完璧の干潮の時間を調べてスタートしましたが、キウイはそれほど気にしないようで、私達が上の道を歩き始めた頃にすれ違い、これから下道を行くんだ!と言う足が悪そうなおじいさんのハイカーもいました。
足が不自由でも、全く気にせず、自然を楽しむ明るいローカルキウイ。潮が満ちても恐れない!人生を謳歌していて、いいですね!!見習いたいものです。
3時間コース、かなりいい運動です。出発点に戻った所に、なんと、フレッシュアイスクリームの屋台が出ていて。もちろん吸い寄せられました。ご褒美は、フレッシュストロベリーアイス。この冷たさが、乾燥した体の内臓壁の細胞1つ1つを蘇らせてくれるような美味しさでした。(なんという表現?!)
マンガワイビーチは、オークランドからほど近いので、もちろん日帰りでも来られますが、周辺は色々散策できる見どころも多いので、是非宿泊して、この明るい海辺の町を存分に味わってほしいですね。
ビーチの町ではあるけれど、少し内陸にはいると、ワイナリーなども点在しています。やっぱり土地の特徴なのかな、ワインは白。ビオニエ、ソービニオンブランなどが中心で、全体的に、すっきりしたワインの産地です。水のように軽く飲めてしまうワインで、ちょっと物足りなさも感じるけど、カラッと晴れた夏にはぴったり。このエリアのあかるい土地の特徴をよく表したワインと言えると思います。
今日は、あまりガイドブックには載っていないであろう、海辺の町、お気に入りのマンガワイヘッドのご紹介でしたー。次回もお楽しみに。