ピンからキリまで、チョコレート

チョコレートの主原料カカオは豊富なポリフェノールを含むことから、コレステロール値の改善、血圧低下、血管内皮機能の改善、心疾患リスクの低減、インスリン抵抗性の改善など、多くの健康効果があることが実験結果から明らかになりました。そのようなことから、「チョコレートは体に良い」・・・と様々なメディアでも報じられています。

では、どんなチョコレートでも体にいいってことなの?残念ながら答えはBIG NO NOです。

チョコレートの主原料カカオは、本来とても高価なもので、板チョコ1枚を100円前後で販売するのは無理!コンビニなどで買えるチョコレートは、実はカカオでない原料を使った食べ物、添加物も大量に使われています。例えば、このようなものがあります。

原材料:植物性油脂、砂糖、低脂肪ココアバター、ホエイパウダー(乳製品)、ココアバター、レシチン(大豆由来)
原材料:砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター、植物油脂、乳化剤(大豆由来)、香料

大豆由来のレシチンや、乳化剤はほぼ、間違いなく遺伝子組み換え大豆だと思われます。また、チョコレートでよく使われる植物油脂は、悪魔の油といわれるトランス脂肪酸を含んでおり、糖尿病やがん、うつ病、認知症といった病気を招く危険が指摘されています。

安いチョコレートは、本来のチョコレートでなく、別のものと言ったほうが良さそうです。

さらに、原材料のカカオ自体も、実は要注意。カカオというのは非常にデリケートな植物で、害虫などにも弱いため、カカオを大量生産する国や団体のカカオは、農薬や除草剤、合成肥料を大量に使っています。果物や野菜などは、食べる前に、ついた農薬などを落とすために、よく洗いますね。でも、チョコレートは洗って食べることはない。

本当に、健康のためにチョコレートをとるのなら、オーガニックの原材料のみを使用したチョコレートを選びたいものです。オーガニックチョコレートとは、すべてオーガニック認証を受けていた原材料のみを使用したチョコレートであり、非遺伝子組み換えの原材料はもとより、農薬ももちろん使われていないものでなければなりません。

EU認証マーク

カカオを農薬不使用で自然栽培するには手間もコストもかかります。またオーガニック認証を取る事自体にも、高いコストが必要です。安い価格で、体に良いチョコレートを入手するということ自体、生産地の状況をみてもありえないことであり、そのことをきちんと認識する、私達の意識改革が必要です。つまり「本物の」チョコレートとは現在でも、高価なものなのです。なんでも安いことは良いことのように思えますが、安いチョコレートには相応の理由があります。粗悪なチョコレートを食べて、わざわざ病気になる活動をしているのは、ほんとうに本末転倒。オーガニックチョコレートを選ぶということは、カカオの栄養素をくまなく摂るということでもあり、農薬などの毒になるものを体に入れない・・・という選択なのです。

「本物」のチョコレートとは・・・・
• シンプルな原材料: 2-4種類程度の非常にシンプルな原材料しか使われていません。
• 中毒性なし:一かけ食べれば、それだけで満足できます。これは本当にそう。不思議です。
• オーガニック認証:オーガニック認証が全てではありませんが、消費者にとってはやはり認証のあるものが、選ぶのにわかりやすい基準の1つです。そうでなければ、相当の努力で自力で調べなければなりません(笑)それもまたよし、、、ですが。

今年のバレンタインは、豪華できらびやかではないけれど、真面目で健康的な、本物のチョコレートをプレゼントしてみませんか?

ベネットチョコレート
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