ミューズリとグラノーラって何が違うの?

食物繊維や鉄分など、栄養満点のミューズリやグラノーラ、健康やダイエットのために食べてます! という人も多いでしょう。
でも、ミューズリとグラノーラ、、、原材料も穀物やナッツ、ドライフルーツなどだし、スーパーでも同じコーナーに並んでいるし・・・いったい何が違うの?というお話です。

ミューズリとは?

ミューズリは、発祥はスイス。大麦や、シード、ドライフルーツ、ナッツなどをミックスしたものですが、基本的に加熱はしないので、生=ローフードです。温めた、もしくは冷たい牛乳などをかける、ヨーグルト、ジュース、お茶などを浸して食べるなどいろいろな食べ方があります。
新鮮なフルーツなどと一緒に食べるのも一般的。

ミューズリの歴史

今は、様々なミューズリの食べ方がありますが、最もトラディッショナルなものは、ドイツ系スイス人の医者、バーチャー・バーナーが1900年代にチューリッヒに解説した療養所で、生のフルーツや野菜、穀物を、結核患者に療養食として、提供したことが発端になります。彼のオリジナル朝食レシピは、これらの材料を、水、レモン汁、コンデンスミルク、摺りおろしたりんごに一晩浸したもので、これらの食事が、患者の症状を著しく改善したということです。その効果が、地域の人から、国、今や世界的に広まり、「ミューズリ」として、代表的な朝食のシリアルになったのです。 ミューズリというのは、英語でなく、ドイツ語なんですね。
スイスやドイツは、世界の国の中でも、ヘルシーライフや、アウトドア・スポーツに大きな価値観をもつ国。
こうしたところから、ミューズリが広まったのもわかりますね。

グラノーラとは?

グラノーラも、いろいろな種類がありますが、代表的なグラノーラは、押し麦に、レーズン、ココナッツ、ナッツ、そして、蜂蜜や砂糖を加えたもので、朝食として、またおやつとしても人気ですね。基本的にグラノーラは、こうした材料を、オーブンで焼いたものになります。
牛乳やヨーグルトをかけて食べるのが一般的。 私はヨーグルトに絡めて食べるのがお気に入り。
カリカリの食感が楽しく、クッキーやケーキなどのトッピングなどにもなります。

1800年代のアメリカで生まれた食品ですが、これほど商品化され、人気が出てきたのは、1960年以降のようです。

ミューズリやグラノーラの栄養素は?

グラノーラやミューズリは美味しいだけではありません。豊富な栄養素を摂れる利点があるんですよ。
1. 強い抗酸化作用によって、有害物質に対して、体を守る免疫の働きを強めます。
2. 大麦はベータグルカンという物質を含み、コレステロール値を大幅に下げてくれます。
3. 食物繊維を多く含むので、食事に満足感を得られ、ゆっくり消化することから、腹持ちが良く、ダイエットに最適。

注意点は?

1. 食物繊維は、消化に時間のかかる栄養素。 そのため、夜は避けたほうがいいでしょう。 朝食か、日中のおやつに摂りましょう。
2. 種類も値段もピンからキリまである、グラノーラ、ミューズリですが、市販品は、砂糖や添加物がたっぷりのものも多いのが現実。
メインの原材料は表示のトップに来ますが、トップの原材料が砂糖だった・・・・などという商品もあります。

健康に良さそうなイメージにつられ、ダイエットのために食べているのに、ただ砂糖と添加物を摂っていただけだった・・・・ということにならないように、原材料表示は要チェック。オーガニックを選びましょう。

ポノカイ・ニュージーランドで扱うミューズリは全5種類。

すべて認証を受けたオーガニックミューズリ。 甘みは、デーツや、フルーツ、ココナッツシロップといった優しい甘味料を使っています。最初はもっと甘みが欲しいかな・・・と感じるくらいですが、慣れてくると、ナチュラルな大麦の香りがふわっと広がる優しいフレーバーで、止められなくなるかも・・・・

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