捨てるところのないヘンプの魅力

ヘンプは大麻とも呼ばれ、日本では厳しく取り締まられていますね。それは、花穂と葉から抽出される成分のひとつであるTHC(テトラヒドロカンナビノール)が高揚感や感覚を鋭敏にする作用、いわゆる「ハイ」にする作用を持つ麻薬としてみなされているからです。しかし、種子(ヘンプシード)にはそういった成分が入っておらず、むしろ非常に栄養価の高いスーパーフードとして注目されています。

ヘンプは環境に優しい植物でもあります。農薬いらずで、3か月ほどで収穫でき、土壌も改善してくれます。少ない水でも育ち、不良土でも栽培できる、雑草並み、いやそれ以上の生命力を持っています。雑草より早く成長するので、除草剤も不要。

ヘンプオイルやヘンプシード、ヘンププロテインなど食品として摂取することで、ヘンプの栄養は存分に取り込むことができますが、スキンケアとしても優秀なアイテムなんです。血行促進や抗菌作用、抗アレルギー作用などもありますので、花粉症の時期や毎日のマスクで荒れ気味のお肌を優しくケアしてくれます。

その他にも、医療品や肥料、繊維、バイオ燃料、紙や建材、プラスチック、さらに神事に関係する儀式用品などにも使われています。お相撲さんの化粧まわしにも!環境を守り、改善し、人間にも好影響を与えるヘンプ。いいとこ取りして活用していけたらいいですね!

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